梅雨から夏は水虫が治りにくくなる?その理由と効果的な対策について皮膚科医が解説

梅雨から夏は水虫が治りにくくなる?その理由と効果的な対策について皮膚科医が解説

名古屋市東区の皮膚科・美容皮膚科 名古屋あおいクリニック

「毎年梅雨になると水虫が悪化する」

「夏になると足がかゆくなる」

「薬を塗っているのになかなか治らない」

このようなお悩みで皮膚科を受診される方は非常に多くいらっしゃいます。

実際に、梅雨から夏にかけては水虫(足白癬)が悪化しやすく、治療期間も長引きやすい季節です。

今回は、水虫が梅雨から夏に治りにくくなる理由と、早く治すための対策について詳しく解説します。


水虫(足白癬)とは?

水虫とは、

白癬菌(はくせんきん)というカビ(真菌)の一種が足の皮膚に感染する病気

です。

正式名称は

足白癬(あしはくせん)

といいます。

日本人の成人の約20~30%が罹患しているともいわれ、非常に身近な皮膚疾患です。


なぜ梅雨から夏に水虫が悪化するの?

理由① 高温多湿が白癬菌の大好物だから

白癬菌は

  • 温かい
  • 湿っている
  • 蒸れている

環境を好みます。

特に梅雨から夏は

  • 気温25~35℃
  • 湿度70%以上

になる日も多く、白癬菌にとって最適な環境になります。

そのため、

  • 感染が広がる
  • 菌が増殖しやすい
  • 症状が悪化する

ことがあります。


理由② 足が蒸れやすくなる

夏は

  • スニーカー
  • 安全靴
  • 長時間の立ち仕事

などで足が蒸れやすくなります。

蒸れた状態が続くことで、

白癬菌が皮膚の角質内で増殖しやすくなります。


理由③ 汗による皮膚バリア機能低下

汗を大量にかくと

  • 皮膚がふやける
  • 角質が傷む
  • 小さな傷ができる

ため、白癬菌が侵入しやすくなります。


理由④ 治ったと思って薬をやめる人が多い

夏になると

  • 皮むけが減った
  • かゆみが改善した

ため、

「治った」

と思って治療を中止する方が少なくありません。

しかし、

症状がなくなっても白癬菌が残っていることは非常に多く、

再発の原因になります。


水虫の代表的な症状

趾間型(足指の間)

最も多いタイプです。

症状

  • 指の間が白くふやける
  • ジュクジュクする
  • 強いかゆみ

小水疱型

症状

  • 小さな水ぶくれ
  • 強いかゆみ
  • 足の裏や土踏まずに多い

角質増殖型

症状

  • 足裏全体が厚くなる
  • カサカサする
  • ひび割れる

かゆみが少ないため見逃されやすいタイプです。


爪水虫(爪白癬)にも注意

足の水虫を放置すると、

白癬菌が爪へ感染することがあります。

爪白癬の症状

  • 爪が白く濁る
  • 爪が厚くなる
  • 爪がボロボロになる

爪白癬は外用薬だけでは治療が難しいこともあり、早期発見が重要です。


水虫を早く治すための対策

① 毎日薬を塗る

最も重要です。

症状が改善しても、

最低1か月程度は継続することが推奨されます。

皮膚科では

  • ラミシール
  • ルリコン
  • アスタット
  • ゼフナート

などを使用します。


② 足を清潔に保つ

帰宅後は

  • 石けんで優しく洗う
  • 指の間まで洗う

ことが大切です。

ただし洗いすぎは皮膚バリアを傷めるため注意が必要です。


③ 足をしっかり乾燥させる

入浴後は

  • 足指の間
  • 爪の周囲

まで十分に乾燥させましょう。

ドライヤーの冷風も有効です。


④ 靴をローテーションする

毎日同じ靴を履くと湿気がこもります。

理想は

2~3足を交互に使用することです。


⑤ 靴下をこまめに交換する

汗をかきやすい方は

1日2回以上交換することも有効です。

綿素材や吸湿速乾素材がおすすめです。


⑥ 家族内感染を防ぐ

白癬菌は家族間で感染することがあります。

対策として

  • バスマットを共有しない
  • スリッパを共有しない
  • 足ふきタオルを分ける

ことが大切です。


こんな場合は皮膚科へ

以下の場合は早めの受診をおすすめします。

☑ 市販薬で改善しない

☑ 毎年再発する

☑ 爪が変形している

☑ 足の皮がむけ続ける

☑ かゆみが強い

☑ 家族にも水虫がいる


名古屋あおいクリニックでの水虫治療

当院では

  • 足白癬(水虫)
  • 爪白癬
  • 手白癬
  • 体部白癬

の診療を行っています。

必要に応じて

  • 顕微鏡検査(KOH検査)
  • 爪白癬検査
  • 外用治療
  • 内服治療

を組み合わせて治療を行います。

爪白癬に対しては

  • エフィナコナゾール
  • ルコナック
  • ラミシール内服

などの治療も行っています。


まとめ

梅雨から夏は、

高温多湿によって白癬菌が増殖しやすくなるため、水虫が悪化しやすい季節です。

しかし、

  • 毎日の治療継続
  • 足の清潔保持
  • 蒸れ対策
  • 靴や靴下の工夫

によって改善しやすくなります。

「毎年夏になると水虫が悪化する」
「市販薬で治らない」
「爪が変形している」

という方は、お早めに皮膚科へご相談ください。

名古屋市東区の皮膚科・美容皮膚科 名古屋あおいクリニックでは、水虫・爪白癬の診断と治療を行っています。

名古屋あおいクリニックのご案内

名古屋あおいクリニック
(皮膚科・美容皮膚科・内科・泌尿器科・児童精神科・精神科)

〒461-0005
愛知県名古屋市東区東桜2-4-1 第三コジマビル6階

【TEL】
052-737-7117

【診療時間】
10:30~13:30
14:30~19:00

【休診日】
不定休

【アクセス】
高岳駅より徒歩4分
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【ホームページ】
https://www.nagoya-aoi-clinic.com/

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皆さまのご来院を心よりお待ちしております。

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