梅雨に多い肌トラブルとは?湿気や汗で悪化する皮膚疾患と対策を皮膚科医が解説

梅雨に多い肌トラブルとは?湿気や汗で悪化する皮膚疾患と対策を皮膚科医が解説

名古屋市東区の皮膚科・美容皮膚科 名古屋あおいクリニック

梅雨の時期になると、

  • 肌がベタつく
  • ニキビが増える
  • 湿疹が悪化する
  • かゆみが強くなる
  • 頭皮がかゆい
  • 水虫が悪化した

というご相談が急増します。

梅雨は高温多湿な環境となるため、皮膚にとっては非常に負担の大きい季節です。

今回は、梅雨に多い肌トラブルの原因や症状、治療法、予防法について詳しく解説します。


なぜ梅雨に肌トラブルが増えるのか?

梅雨は皮膚トラブルが起こりやすい条件が揃っています。

1. 高温多湿による汗の増加

湿度が高いと汗が蒸発しにくくなります。

その結果、

  • 汗が皮膚に長時間残る
  • 汗による刺激が続く
  • 雑菌が増えやすくなる

ことで皮膚炎が起こりやすくなります。


2. 皮膚のバリア機能低下

梅雨は気温変化が大きく、自律神経も乱れやすくなります。

その結果、

  • 乾燥
  • 皮脂バランスの乱れ
  • バリア機能低下

が起こり、湿疹やかゆみが悪化しやすくなります。


3. 真菌(カビ)が繁殖しやすい

梅雨は真菌(カビ)が最も繁殖しやすい季節です。

そのため、

  • 水虫(足白癬)
  • 体部白癬
  • カンジダ
  • マラセチア毛包炎

などが増加します。


梅雨に多い肌トラブル① アトピー性皮膚炎

症状

  • かゆみ
  • 赤み
  • 湿疹
  • 皮膚の乾燥
  • 掻き壊し

梅雨は汗が刺激となり、アトピー性皮膚炎が悪化しやすくなります。

特に

  • 肘の内側
  • 膝の裏
  • 背中

に症状が出やすくなります。


治療

  • 保湿剤
  • ステロイド外用
  • タクロリムス外用
  • 抗アレルギー薬
  • エキシマライト(エキシプレックス308)
  • デュピクセント

などを症状に応じて使用します。


梅雨に多い肌トラブル② 汗かぶれ(汗あれ)

症状

  • 赤み
  • かゆみ
  • ヒリヒリ感
  • 小さなブツブツ

汗が皮膚表面に残ることで炎症が起こります。


好発部位

  • 背中
  • 鼠径部

治療

  • 保湿
  • ステロイド外用
  • 汗のコントロール

が中心となります。


梅雨に多い肌トラブル③ あせも(汗疹)

子どもに非常に多い疾患です。

症状

  • 小さな赤い発疹
  • 強いかゆみ
  • チクチク感

汗腺が詰まることで発症します。


治療

  • ステロイド外用
  • 保湿
  • 汗をこまめに拭く

ことで改善します。


梅雨に多い肌トラブル④ ニキビ(尋常性ざ瘡)

梅雨は皮脂分泌が増加します。

その結果、

  • 毛穴詰まり
  • アクネ菌増殖
  • 炎症

が起こりやすくなります。


症状

  • 白ニキビ
  • 赤ニキビ
  • 膿を持つニキビ

治療

  • ベピオ
  • ディフェリン
  • デュアック
  • ダラシン
  • ミノマイシン
  • アクネトレント(適応例)

などを使用します。


梅雨に多い肌トラブル⑤ 脂漏性皮膚炎

皮脂が増えることで悪化します。

症状

  • 頭皮のフケ
  • 赤み
  • かゆみ
  • 顔の皮むけ

好発部位

  • 頭皮
  • 鼻周囲
  • 眉毛
  • 耳周囲

治療

  • ニゾラール
  • ステロイド外用
  • 適切な洗髪指導

を行います。


梅雨に多い肌トラブル⑥ 水虫(足白癬)

梅雨は最も水虫が増える季節です。

症状

  • 足の皮むけ
  • かゆみ
  • ジュクジュク
  • ひび割れ

治療

  • ラミシール
  • ルリコン
  • エフィナコナゾール(爪白癬)

などを使用します。

放置すると爪白癬へ進行することがあります。


梅雨に多い肌トラブル⑦ マラセチア毛包炎

近年増加している疾患です。

症状

  • 胸や背中のブツブツ
  • ニキビのような発疹
  • かゆみ

特徴

通常のニキビ治療では改善しないことがあります。


治療

  • ニゾラール外用
  • 抗真菌薬

が有効です。


梅雨の肌トラブル予防法

汗を放置しない

汗をかいたら

  • シャワー
  • 濡れタオル

などで早めに清潔を保ちましょう。


保湿を継続する

湿度が高くても皮膚のバリア機能維持には保湿が重要です。


通気性の良い服を選ぶ

  • 綿素材
  • 吸湿速乾素材

がおすすめです。


睡眠不足を避ける

睡眠不足は

  • アトピー
  • ニキビ
  • 湿疹

の悪化につながります。


こんな症状は皮膚科へ

  • かゆみが続く
  • 市販薬で改善しない
  • ニキビが悪化する
  • 足の皮がむける
  • 背中にブツブツが増える
  • 湿疹が広がる

このような場合は早めの受診をおすすめします。


名古屋あおいクリニックの肌トラブル治療

当院では、

  • アトピー性皮膚炎
  • ニキビ
  • 脂漏性皮膚炎
  • 水虫
  • 汗かぶれ
  • あせも
  • マラセチア毛包炎

など、梅雨に増える皮膚疾患の診療を行っています。

症状に応じて、

  • 外用薬
  • 内服薬
  • 光線療法(エキシプレックス308)
  • 生物学的製剤

を組み合わせた治療を行っています。


まとめ

梅雨は湿度と気温の上昇により、

  • アトピー性皮膚炎
  • 汗かぶれ
  • あせも
  • ニキビ
  • 脂漏性皮膚炎
  • 水虫
  • マラセチア毛包炎

などが悪化しやすい季節です。

「毎年梅雨になると肌の調子が悪くなる」
「かゆみや湿疹がなかなか治らない」

という方は、早めに皮膚科へご相談ください。

名古屋市東区の皮膚科・美容皮膚科 名古屋あおいクリニックでは、梅雨に多い肌トラブルの診療を行っています。お気軽にご相談ください。

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(皮膚科・美容皮膚科・内科・泌尿器科・児童精神科・精神科)

〒461-0005
愛知県名古屋市東区東桜2-4-1 第三コジマビル6階

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052-737-7117

【診療時間】
10:30~13:30
14:30~19:00

【休診日】
不定休

【アクセス】
高岳駅より徒歩4分
新栄町駅より徒歩5分

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皆さまのご来院を心よりお待ちしております。

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