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更年期障害の皮膚症状とは?治療法は?
更年期障害の皮膚症状とは?治療法は?
名古屋市東区の皮膚科・美容皮膚科|名古屋あおいクリニック
「最近、肌が急に乾燥するようになった」
「今までなかったかゆみが続いている」
「顔がほてる、赤くなる」
「シミやたるみが急に増えた気がする」
このような症状は、更年期障害による皮膚の変化が原因かもしれません。
更年期障害というと、ほてり(ホットフラッシュ)や発汗、イライラなどの症状をイメージする方が多いですが、実は皮膚にもさまざまな変化が起こります。
今回は、更年期障害で起こる皮膚症状と治療法について詳しく解説します。
更年期障害とは?
更年期とは閉経前後約10年間を指します。
一般的には45歳~55歳頃にあたります。
この時期には女性ホルモンであるエストロゲンが急激に減少します。
エストロゲンには、
・肌の水分を保つ
・コラーゲンを作る
・皮膚の弾力を維持する
・血流を保つ
・炎症を抑える
といった働きがあります。
そのため、更年期になると皮膚にもさまざまな影響が現れます。
更年期に多い皮膚症状
① 皮膚の乾燥(ドライスキン)
最も多い症状です。
更年期になると、
・皮脂分泌低下
・汗の分泌低下
・角質の保湿力低下
が起こります。
その結果、
・肌がカサカサする
・粉をふく
・化粧のりが悪い
・つっぱる
といった症状が現れます。
特に、
・すね
・背中
・腰
・腕
などに多くみられます。
② 皮膚のかゆみ
更年期の患者さんで非常に多い症状です。
乾燥した皮膚は刺激に敏感になります。
また女性ホルモン低下により、
神経が過敏になる
↓
少しの刺激でもかゆく感じる
という状態になります。
特徴として、
・湿疹がないのにかゆい
・夜にかゆい
・全身がムズムズする
という症状がみられます。
③ 湿疹(更年期湿疹)
皮膚の乾燥が進行すると湿疹が出現します。
症状としては、
・赤み
・かゆみ
・カサカサ
・皮むけ
などです。
特に、
首
胸元
背中
腕
足
にみられやすい傾向があります。
④ 顔のほてり・赤み
更年期の代表症状であるホットフラッシュです。
突然、
・顔が熱くなる
・赤くなる
・汗が出る
などの症状が出現します。
数分で改善することもありますが、繰り返し起こることで生活の質が低下します。
⑤ シミが増える
エストロゲンにはメラニン産生を調整する働きがあります。
更年期になると、
・肝斑
・老人性色素斑
・くすみ
などが悪化しやすくなります。
さらに紫外線ダメージが蓄積している年代でもあるため、
急にシミが増えたように感じる方も少なくありません。
⑥ たるみ・しわ
更年期では皮膚のコラーゲン量が急激に減少します。
研究では閉経後5年間で皮膚コラーゲンが約30%減少すると報告されています。
その結果、
・ほうれい線
・マリオネットライン
・フェイスラインのたるみ
・首のしわ
が目立ちやすくなります。
⑦ ニキビ・吹き出物
意外に思われますが、更年期にニキビが増える方もいます。
女性ホルモンが減少すると、
男性ホルモン優位
になります。
その結果、
・皮脂分泌増加
・毛穴詰まり
が起こり、
あご
フェイスライン
口周囲
にニキビが出現しやすくなります。
更年期障害とアトピー性皮膚炎
更年期になると、
もともとのアトピー性皮膚炎が悪化する方も少なくありません。
理由として、
・乾燥悪化
・睡眠障害
・ストレス増加
・免疫バランス変化
が考えられます。
「子どもの頃のアトピーが再発した」
というケースもあります。
更年期の皮膚症状の治療
保湿治療
治療の基本です。
保湿剤により、
・皮膚バリア改善
・かゆみ軽減
・湿疹予防
が期待できます。
医療機関では、
・ヘパリン類似物質
・尿素製剤
・ワセリン
などを使用します。
抗アレルギー薬
かゆみが強い場合には、
・ビラノア
・アレグラ
・ザイザル
・アレジオン
などを使用します。
外用ステロイド
湿疹を伴う場合には、
適切な強さのステロイド外用薬を使用します。
炎症を早期に抑えることで症状改善が期待できます。
漢方治療
更年期症状には漢方も有効です。
よく使用される漢方として、
加味逍遙散
イライラ、のぼせ、不眠
桂枝茯苓丸
冷え、血流障害
当帰芍薬散
冷え、むくみ
などがあります。
ホルモン補充療法(HRT)
婦人科で行われる治療です。
不足したエストロゲンを補充することで、
・ホットフラッシュ
・皮膚乾燥
・睡眠障害
の改善が期待できます。
美容皮膚科でできる治療
更年期によるシミやたるみには、
シミ治療
・ピコレーザー
・ピコトーニング
・内服治療
・ハイドロキノン
たるみ治療
・HIFU(ハイフ)
・高周波治療
・糸リフト
肌質改善
・エレクトロポレーション
・美容点滴
・メソナJ
などが有効です。
日常生活で気をつけること
更年期の皮膚トラブルを悪化させないためには、
・十分な睡眠
・適度な運動
・バランスの良い食事
・禁煙
・紫外線対策
・保湿の継続
が重要です。
特に睡眠不足は、
かゆみ
湿疹
肌荒れ
を悪化させる大きな要因となります。
まとめ
更年期障害では女性ホルモンの低下により、
・乾燥肌
・かゆみ
・湿疹
・顔のほてり
・シミ
・たるみ
・ニキビ
など様々な皮膚症状が現れます。
単なる年齢変化と思われがちですが、適切な治療を行うことで症状の改善が期待できます。
名古屋あおいクリニックでは、皮膚科・美容皮膚科の両面から更年期による肌トラブルの治療を行っています。
「最近急に肌質が変わった」
「かゆみや湿疹が続いている」
「シミやたるみが気になる」
という方は、お気軽にご相談ください。
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