News お知らせ・ブログ
名古屋市東区・高岳で脇・鼠径部のしこりを繰り返す方へ|化膿性汗腺炎の症状・受診の目安

脇の下、鼠径部(足の付け根)、お尻、乳房の下などに、触れると痛いしこりや膿のたまるできものが何度も現れる場合は、化膿性汗腺炎(かのうせいかんせんえん)という慢性の炎症性皮膚疾患が関係していることがあります。
「汗腺炎」という名称ですが、単に汗をかいたために起こる病気ではありません。初めはニキビ、毛包炎、粉瘤(ふんりゅう)などに見えることもあり、自己判断で市販薬や圧出を繰り返すうちに悪化することがあります。名古屋市東区・高岳で、同じ場所の痛むしこりを繰り返している方は、皮膚科でご相談ください。
化膿性汗腺炎とは
毛穴の出口が詰まることをきっかけに、皮膚の深い部分で炎症が続く病気です。主に皮膚同士がこすれやすい部位に、痛みを伴う結節、膿瘍、膿の出口、治った後の瘢痕(はんこん)などがみられます。症状の出方には個人差があり、単発で終わる方もいれば、同じ部位や周辺で繰り返す方もいます。
体質、喫煙、体重、摩擦などが関連すると考えられていますが、清潔にしていないことが原因というわけではありません。恥ずかしさから受診をためらう方もいますが、早めに状態を評価することが大切です。
このような症状はありませんか
- 脇、鼠径部、お尻、乳房の下に、赤く痛いしこりが何度もできる
- しこりが破れて、膿やにおいのある分泌物が出ることがある
- 治ったように見えても、数週間から数か月後に同じ場所・近い場所で再発する
- 複数のしこりがつながったようになり、皮膚が硬くなっている
- できものが治った後に、引きつれや盛り上がりなどの跡が残る
特に、年に何度も繰り返す、複数の場所に生じる、痛みで歩行や腕の動きが妨げられるといった場合は、化膿性汗腺炎を含めた評価が必要です。
粉瘤・毛包炎との違いは?
粉瘤
皮膚の下に袋状の構造ができ、内容物がたまる良性のできものです。炎症を起こすと赤く腫れて痛むことがあります。単発のことも多い一方、繰り返す炎症性のしこりでは別の病気との区別が必要です。
毛包炎
毛穴に細菌などが関与して起こる炎症で、毛に沿った赤いぶつぶつや膿をもった発疹としてみられます。剃毛、汗、摩擦などをきっかけに起こることがあります。
化膿性汗腺炎
深い痛みを伴うしこりを反復し、膿の出口や瘢痕が残ることが特徴です。ただし見た目だけでの判断は難しく、診察では発症した部位、頻度、経過、既往歴などを確認します。
皮膚科で行う診察と治療の考え方
診察では、症状の出る場所、再発の頻度、分泌物の有無、皮膚の硬さや瘢痕を確認します。必要に応じて、細菌感染を伴っていないか、粉瘤などほかの病気ではないかを検討します。
治療は重症度や炎症の状態により異なります。外用薬や内服薬を用いることがあり、膿がたまって強い痛みがある場合には処置が必要になることもあります。慢性的に繰り返す場合は、再発を減らすための治療計画や、状態によっては専門医療機関との連携を検討します。治療内容には適応や副作用があるため、診察時に個別にご説明します。
自宅で注意したいこと
- つぶす、針で刺す、強く揉むなどの処置は避ける
- 締め付けの強い衣類や、患部への強い摩擦をできるだけ減らす
- 汗をかいた後はやさしく洗い、乾いた清潔な衣類に替える
- 剃毛後に悪化しやすい場合は、方法を見直す前に医師へ相談する
- 症状が出た日時、部位、痛みや分泌物の変化を記録する
秋は衣類の重ね着で脇や鼠径部が蒸れたりこすれたりしやすくなります。ただし、季節だけが原因とは限りません。再発を繰り返す場合は、症状のない時期も含めて相談しましょう。
早めの受診が必要なサイン
急速に赤みや腫れが広がる、発熱や強いだるさがある、痛みが強く日常生活に支障がある、糖尿病などで感染が心配な場合は、早めの受診が必要です。陰部周辺の急な強い痛みや腫れも、ほかの緊急性のある病気との区別が必要になることがあります。
よくある質問
Q. 化膿性汗腺炎は人にうつりますか?
A. 化膿性汗腺炎そのものは、通常、人から人へうつる病気ではありません。ただし、膿を伴う皮膚の病気には別の感染症もあるため、診断を受けることが重要です。
Q. 市販の抗菌薬軟膏で治りますか?
A. 一時的な軽い炎症では改善するように見えることもありますが、深いしこりや再発を繰り返す状態では十分でない場合があります。長引く場合は自己判断で続けず、皮膚科へご相談ください。
Q. 受診時に伝えるとよいことはありますか?
A. いつから、どの部位に、どのくらいの頻度でできるか、膿・出血・においの有無、これまで試した治療などをお伝えください。症状が出ている時の写真があれば、診断の参考になる場合があります。
名古屋あおいクリニックでは、脇や鼠径部などの繰り返すしこり・皮膚症状について皮膚科でご相談いただけます。受診をご希望の方は、電話 052-737-7117、LINE、24時間オンライン予約をご利用ください。
お肌やお身体、そして心の健康について、
お気軽にご相談ください。
当院へのお問い合わせ・ご予約はお電話またはLINE、オンライン予約フォームをご利用ください。
-
お電話からのご予約
052-737-7117
-
LINEでご予約
初診・再診予約はこちら
-
WEBでご予約
オンライン予約はこちら