尿路結石——「カルシウムを控える」は逆効果です。激痛への対処・自然に出る目安・再発を防ぐ食事を名古屋あおいクリニック(名古屋市東区・泌尿器科)が詳しく解説

尿路結石——「カルシウムを控える」は逆効果です。激痛への対処・自然に出る目安・再発を防ぐ食事を名古屋あおいクリニック(名古屋市東区・泌尿器科)が詳しく解説

「突然、脇腹から背中にかけて、経験したことのない激痛が走った」「痛みで冷や汗が出て、じっとしていられない」「吐き気がして嘔吐した」「尿に血が混じっている」「以前も結石になったが、また繰り返してしまった」「結石予防のためにカルシウムを控えているが、これで合っているのか」——尿路結石は、**「人が経験する痛みの中でも最上位」**と表現されるほどの激痛をもたらす疾患です。

日本では、男性の約7人に1人、女性の約15人に1人が生涯に一度は経験するとされ、しかも5年以内の再発率は約45%——つまり、一度なった方の半数近くが、5年以内にまた繰り返します。

そして、この記事で最もお伝えしたいことがあります。

「結石予防のためにカルシウムを控える」——これは、医学的にはむしろ逆効果です。 良かれと思って行っている食事制限が、結石を作りやすくしている可能性があります。

名古屋市東区(高岳駅・新栄町駅)の名古屋あおいクリニック泌尿器科が、尿路結石の症状、緊急性のあるサイン、自然に出る石の目安、そして再発予防の正しい食事まで、詳しく解説します。


目次

  1. 尿路結石とは——できる場所で呼び名が変わります
  2. 症状——なぜあれほど痛むのか【比較表】
  3. 【最重要】発熱を伴う場合は、緊急事態です
  4. どのくらいの人がなるのか——再発率の高さが問題です
  5. 結石の種類【比較表】
  6. 原因とリスク要因【比較表】
  7. 検査の流れ——受診したら何をするのか
  8. 治療①:自然排石を待つ——石の大きさが分かれ目【比較表】
  9. 治療②:痛みへの対処
  10. 治療③:外科的治療【比較表】
  11. 受診の目安——救急に行くべきか、翌日でよいか
  12. 【最重要】再発予防——カルシウム制限は逆効果です
  13. 再発予防の具体策【比較表】
  14. メタボリックシンドロームとの関係
  15. 日常生活で気をつけたいこと
  16. よくある心配事Q&A
  17. 名古屋あおいクリニックでの診療について

1. 尿路結石とは——できる場所で呼び名が変わります

尿路結石とは、尿の中の成分が結晶化し、固まって石になったものです。

尿の通り道(腎臓 → 尿管 → 膀胱 → 尿道)のどこにあるかで、呼び方が変わります。

場所名称症状の特徴
腎臓腎結石無症状のことが多い。健診で偶然見つかる
尿管尿管結石激痛(疝痛発作)。最も症状が強い
膀胱膀胱結石排尿時痛、頻尿、残尿感
尿道尿道結石排尿困難、痛み

**上部尿路結石(腎・尿管)が全体の約95%**を占めます。

腎臓にある間は、痛くありません

意外に思われるかもしれませんが、腎臓の中に石があるだけでは、ほとんど痛みません。

激痛が起こるのは、石が腎臓から尿管へ落ちて、詰まったときです。


2. 症状——なぜあれほど痛むのか【比較表】

疝痛発作(せんつうほっさ)

尿管に石が詰まると、尿の流れがせき止められ、腎臓の内圧が急激に上昇します。この急な圧の上昇が、あの激痛の正体です。

「石が動いて傷つけるから痛い」のではなく、「詰まって圧が上がるから痛い」——この理解が、後述する対処法につながります。

石の位置と症状の違い

石の位置痛む場所伴いやすい症状
腎臓〜上部尿管背中・脇腹吐き気、嘔吐
中部尿管脇腹〜下腹部同上
下部尿管(膀胱の近く)下腹部、鼠径部・陰部に放散頻尿、残尿感、尿意切迫感

特徴的な症状

  • 突然始まる激痛(多くは夜間から早朝)
  • 片側の背中〜脇腹〜下腹部
  • のたうち回るような痛み(じっとしていられない)
  • 冷や汗、顔面蒼白
  • 吐き気・嘔吐
  • 血尿(目に見えることも、検査でのみ分かることも)
  • 波がある(痛みが強まったり、和らいだり)

下部尿管の石は、膀胱炎と間違われます

石が膀胱の近くまで下りてくると、頻尿・残尿感・尿意切迫感が出ます。

「膀胱炎かと思って受診したら、尿管結石だった」——これは実際によくあるケースです。


3. 【最重要】発熱を伴う場合は、緊急事態です

この章は、命に関わる内容です。

尿路結石の痛みそのものは、激烈ですが直ちに命に関わるものではありません。

しかし、発熱を伴う場合はまったく別です。

結石性腎盂腎炎——緊急の状態

石で尿がせき止められた状態で、そこに細菌感染が起こると、感染した尿が腎臓に溜まり、逃げ場がなくなります。

すると細菌が急速に血液へ入り、**敗血症(全身の重篤な感染症)**に進行することがあります。

これは、数時間で急激に悪化し得る、生命に関わる状態です。

緊急受診が必要なサイン

  • 38℃以上の発熱
  • 悪寒、ふるえ
  • 強い倦怠感
  • 血圧低下、意識がもうろうとする
  • 尿が出ない

尿路結石の痛みに加えてこれらがある場合、「朝まで様子を見る」という判断は危険です。 夜間でも救急を受診してください。

この場合の治療は、抗菌薬だけでは不十分で、尿管ステント留置や腎瘻造設といった、詰まりを解除する処置が緊急で必要になります。


4. どのくらいの人がなるのか——再発率の高さが問題です

  • 生涯罹患率は、男性で約15%、女性で約7%
  • 男性は30〜50代、女性は50〜60代に多い
  • 夏に多い(発汗による脱水のため)
  • 日本人の罹患率は、数十年にわたり増加傾向にあります

最大の問題は「再発」です

  • 5年以内の再発率:約45%
  • 10年以内の再発率:約60%

つまり、一度治療して終わりではありません。

痛みが治まると、多くの方が予防を忘れてしまいます。しかし、石ができやすい体質と生活習慣は変わっていません。

「石を出す」ことより「次を作らせない」ことのほうが、長い目では重要です。 この記事の後半(第12章以降)が、実はいちばん大切な部分です。


5. 結石の種類【比較表】

結石は成分によって分類され、種類によって予防法が異なります。

種類割合の目安特徴・背景
シュウ酸カルシウム結石最多(約8割)最も一般的。食事・水分不足が関与
リン酸カルシウム結石一定数尿がアルカリ性に傾くと生じやすい
尿酸結石数%〜1割高尿酸血症・痛風、肥満、糖尿病と関連。尿が酸性に傾くと生じる
感染結石数%尿路感染に伴う。大きくなりやすい(サンゴ状結石)
シスチン結石まれ遺伝性の代謝異常

出た石は捨てないでください

排出された石は、必ず持参してください。

石の成分を分析することで、なぜできたのか、どう予防すべきかが分かります。

「トイレに流してしまった」という方が多いのですが、尿をこして石を回収する(ザルやガーゼでこす、市販の採石器を使う)ことで、次の予防が具体的になります。

尿酸結石であれば、薬で溶かせる場合もあります。 成分が分かる意義は、非常に大きいのです。


6. 原因とリスク要因【比較表】

要因内容
水分不足最大の要因。 尿が濃くなり、成分が結晶化しやすくなる
発汗夏場、スポーツ、サウナ、屋外作業
動物性タンパク質の過剰尿中カルシウム・尿酸を増やし、尿を酸性に
塩分の過剰尿中カルシウムを増やす
シュウ酸の過剰摂取ほうれん草、たけのこ、紅茶、コーヒー、チョコレートなど
肥満・メタボリックシンドローム尿を酸性にし、尿酸結石のリスクを上げる
高尿酸血症・痛風尿酸結石の直接的な背景
糖尿病尿の酸性化
夕食から就寝までが短い食後の尿中カルシウム排泄と、睡眠中の尿濃縮が重なる
尿路の通過障害前立腺肥大症、尿路の形態異常
副甲状腺機能亢進症血中カルシウムが上昇。繰り返す場合は精査
一部の薬剤・サプリメントビタミンCの大量摂取、一部の利尿薬など
長期臥床骨からカルシウムが動員される
家族歴遺伝的素因

繰り返す方は、背景の検査を

短期間に何度も繰り返す方、若年で発症した方では、副甲状腺機能亢進症などの背景疾患が隠れていることがあります。血液検査での確認をおすすめします。


7. 検査の流れ——受診したら何をするのか

① 問診・身体診察

痛みの部位と性質、これまでの結石歴、家族歴などを確認します。背中を軽く叩くと響くような痛み(叩打痛)は、重要な所見です。

② 検尿

血尿の有無を確認します。尿管結石では、目に見えなくても顕微鏡的血尿が出ることがほとんどです。感染の有無(白血球・細菌)も同時に確認します。

③ 超音波検査(エコー)

お腹の上から当てるだけの、痛みのない検査です。

  • 水腎症(腎臓が尿で腫れている=詰まっているサイン)
  • 腎臓内の結石
  • 膀胱近くの結石

放射線被曝がなく、繰り返し行えるのが利点です。

④ レントゲン(KUB)

カルシウムを含む結石は写ります。ただし、尿酸結石は写りません。

⑤ CT検査

尿路結石の診断において最も確実な検査です。石の位置・大きさ・硬さまで正確に分かります。必要な場合、実施可能な医療機関へご紹介します。

⑥ 血液検査

腎機能、感染の程度、尿酸値、カルシウム値などを確認します。繰り返す方では、背景疾患の検索としても重要です。


8. 治療①:自然排石を待つ——石の大きさが分かれ目【比較表】

多くの尿管結石は、自然に出ます。

石の大きさ自然排石の見込み方針
5mm未満高い(7〜8割程度)保存的治療。水分摂取と鎮痛で経過観察
5〜10mm中程度保存的治療を試みるが、経過次第で外科的治療
10mm以上低い外科的治療を検討

待てる期間の目安

一般に、1か月程度を目安に経過を見ます。それを超えて排出されない場合、腎機能への影響が懸念されるため、外科的治療を検討します。

自然排石を助ける方法

① 水分をしっかり摂る

尿量を増やし、石を押し流します。ただし、激痛の最中の大量摂取は圧を高めて痛みを強めることがあります。 痛みが落ち着いてから、しっかり摂ってください。

② 体を動かす

安静にしているより、軽い運動や階段の昇降のほうが排石を促します。じっとしている必要はありません。

③ 薬による排石促進

前立腺肥大症などに用いられるα1遮断薬は、尿管の平滑筋をゆるめ、石が下りやすくする効果が報告されています。

日本では尿路結石に対する保険適応はありませんが、診療ガイドラインでも有効性が示されており、実際の診療で広く用いられています。 特に下部尿管の10mm未満の石に対して有用とされます。

④ 尿をこして石を回収する

前述のとおり、成分分析のために必ず回収してください。


9. 治療②:痛みへの対処

第一選択は消炎鎮痛薬(NSAIDs)

尿路結石の痛みは、腎臓の内圧上昇と、それに伴う炎症・浮腫によって生じます。

そのため、NSAIDs(ロキソプロフェン、ジクロフェナクなど)が最も有効です。特に坐薬は吸収が速く、嘔吐がある場合にも使えるため、疝痛発作にはよく用いられます。

痛みが強い場合

医療機関では、より強い鎮痛薬の注射や、点滴による治療を行います。

温めると楽になることがあります

入浴や温罨法で、尿管の緊張が緩み痛みが和らぐことがあります。

ただし、発熱がある場合は入浴を避け、すぐに受診してください。

【注意】痛み止めで根本的には治りません

鎮痛薬は痛みを抑えるだけで、石を溶かすわけではありません。

「痛み止めで治まったから大丈夫」と放置すると、

  • 石が詰まったまま腎機能が低下する
  • 感染を起こして急変する

というリスクがあります。痛みが治まっても、必ず一度は受診し、石の状態を確認してください。


10. 治療③:外科的治療【比較表】

自然排石が期待できない場合、次の治療を行います。

治療法概要特徴
ESWL(体外衝撃波結石破砕術)体外から衝撃波を当てて砕く身体への負担が少ない。 通院で可能な場合も。硬い石には効きにくい
TUL(経尿道的尿管結石破砕術)内視鏡を尿道から挿入し、レーザーで砕く確実性が高い。 硬い石にも有効。入院が必要
PNL(経皮的腎結石破砕術)背中から腎臓に直接アプローチ大きな腎結石・サンゴ状結石に。入院が必要

これらは、設備の整った医療機関で行われます。当院では、適応が考えられる場合に連携医療機関へご紹介します。

どの治療が適しているかは、石の大きさ・位置・硬さ・腎機能によって異なります。 まずは正確な評価から始めましょう。


11. 受診の目安——救急に行くべきか、翌日でよいか

判断に迷われる方が多いので、整理します。

すぐに救急受診してください

  • 発熱(38℃以上)を伴う
  • 悪寒、ふるえがある
  • 尿が出ない(両側の詰まり、または片腎の方)
  • 痛みが激烈で、鎮痛薬が効かない
  • 嘔吐が続き、水分が摂れない
  • 意識がはっきりしない、血圧が低い

翌日の受診でよいことが多い

  • 痛みが鎮痛薬で治まっている
  • 発熱がない
  • 尿は出ている
  • 全身状態は保たれている

いずれにしても「受診しない」は選択肢になりません

痛みが自然に治まっても、石がなくなったとは限りません。 尿管の途中で詰まったまま、痛みだけが落ち着いていることがあります。

この状態が続くと、気づかないうちに腎機能が低下することがあります。必ず一度は評価を受けてください。


12. 【最重要】再発予防——カルシウム制限は逆効果です

この章が、この記事で最もお伝えしたい内容です。

よくある誤解

「シュウ酸カルシウム結石だから、カルシウムを控えよう」

これは、医学的には逆効果です。

なぜ逆効果なのか

石の主成分となるシュウ酸は、食物から腸で吸収され、尿中に排泄されます。

ここで重要なのが、腸の中でカルシウムがシュウ酸と結合すると、シュウ酸は吸収されずに便として排出されるという仕組みです。

つまり、

  • カルシウムを適量摂る → 腸でシュウ酸と結合 → シュウ酸の吸収が減る → 尿中シュウ酸が減る → 石ができにくい
  • カルシウムを控える → シュウ酸が吸収され放題 → 尿中シュウ酸が増える石ができやすい

カルシウム制限は、結石のリスクを高めます。

正しい摂り方

食事から適量のカルシウムを、シュウ酸を含む食品と一緒に摂ることが推奨されます。

  • ほうれん草にしらすかつお節をかける
  • 紅茶やコーヒーにミルクを入れる
  • チョコレートよりミルクチョコレート

日本人はもともとカルシウム摂取量が不足しがちです。 制限する必要は、基本的にありません。

ただし、サプリメントは別です

カルシウムのサプリメントを、食事と無関係に大量摂取することは推奨されません。 食事から、食品と一緒に摂ることが原則です。


13. 再発予防の具体策【比較表】

対策具体的な内容重要度
水分摂取1日の尿量が2L以上になるように。目安として水分2L以上最重要
カルシウムを適量摂る食事から、シュウ酸を含む食品と一緒に最重要
シュウ酸を減らす工夫ほうれん草は茹でこぼす。過剰摂取を避ける
塩分を控える尿中カルシウムを増やすため
動物性タンパクを摂りすぎない肉類の過剰摂取を避ける
夕食から就寝まで4時間空ける食後の尿中カルシウム排泄と睡眠中の尿濃縮が重なるのを避ける
クエン酸を摂る柑橘類、梅干しなど。結石形成を抑制する
肥満の改善メタボは尿を酸性にする
尿酸値の管理尿酸結石・シュウ酸カルシウム結石の予防中(高尿酸血症の方は高)
ビタミンCの大量摂取を避ける体内でシュウ酸に変換される

シュウ酸を多く含む食品

ほうれん草、たけのこ、さつまいも、ナッツ類、チョコレート、紅茶、緑茶、コーヒー、バナナ

ただし、これらを完全に避ける必要はありません。

  • 茹でこぼす(ほうれん草のシュウ酸は茹でると大きく減ります)
  • カルシウムと一緒に摂る
  • 極端な大量摂取を避ける

「食べてはいけないもの」ではなく「摂り方を工夫するもの」と考えてください。

水分は「何を飲むか」も大切です

  • 水、麦茶が基本
  • 柑橘系のジュースはクエン酸を含み、有利に働きます
  • 甘い清涼飲料水は避ける(肥満・尿の酸性化)
  • ビールは、利尿作用があってもプリン体と脱水でむしろリスクを高めます

「ビールで石が流れる」というのは誤解です。


14. メタボリックシンドロームとの関係

近年、**尿路結石は「生活習慣病の一つ」**として捉えられるようになっています。

関連が指摘されているもの

  • 肥満
  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 脂質異常症
  • 高尿酸血症

これらがあると、尿が酸性に傾き、尿酸結石やシュウ酸カルシウム結石ができやすくなります。

結石は、身体からのサインかもしれません

尿路結石をきっかけに、糖尿病や高尿酸血症が見つかることは珍しくありません。

当院は内科を併設しているため、結石の治療と並行して、背景にある生活習慣病の評価と管理を同じクリニック内で行うことができます。

結石の再発予防は、そのまま生活習慣病の予防にもなります。


15. 日常生活で気をつけたいこと

発作が起きたとき

  • 鎮痛薬を使う(坐薬があれば有効)
  • 温める(入浴、カイロ)——ただし発熱時は避ける
  • 楽な姿勢を探す(じっとしていられなくても問題ありません)
  • 発熱があればすぐ受診

排石を待つ期間

  • 水分をしっかり摂る
  • 体を動かす(安静にしすぎない)
  • 尿をこして石を回収する
  • 定期的に受診し、位置と大きさを確認する

再発予防の期間(=一生続けるもの)

  • 1日2L以上の水分(特に夏場、運動後)
  • 就寝前にもコップ1杯(夜間の尿濃縮を防ぎます)
  • カルシウムを適量、食事から
  • 塩分・動物性タンパクを摂りすぎない
  • 夕食後すぐに寝ない
  • 体重管理

夏場と、汗をかく仕事の方へ

尿路結石は夏に増えます。 発汗による脱水が原因です。

屋外作業、調理、スポーツ、サウナ習慣のある方は、意識的な水分補給が予防の要になります。


16. よくある心配事Q&A

Q. 痛みが治まりました。受診しなくてもよいですか?

A. 必ず一度は受診してください。 痛みが治まっても、石が排出されたとは限りません。詰まったまま痛みだけ落ち着いていることがあり、その状態が続くと腎機能に影響します。

Q. 石は自然に出ますか?

A. 5mm未満であれば、7〜8割程度は自然に排出されます。 10mmを超えると自然排石は困難で、外科的治療を検討します。まずは超音波などで大きさを確認しましょう。

Q. 水を飲めば石は溶けますか?

A. 溶けません。水分は新しい石を作らせないため、そして今ある石を押し流すために重要です。ただし、尿酸結石は薬で溶かせる場合があります。成分が分かればこそ可能な治療です。

Q. カルシウムは控えたほうがよいのでは?

A. 逆です。 適量のカルシウムを食事から摂ることで、腸の中でシュウ酸と結合し、シュウ酸の吸収が減ります。カルシウム制限は結石のリスクを高めます。 ただしサプリメントの大量摂取は別です。

Q. ビールを飲むと石が出やすくなりますか?

A. 誤解です。 一時的に尿量は増えますが、アルコールの利尿作用による脱水と、プリン体の摂取により、むしろリスクを高めます。

Q. コーヒーや紅茶はやめるべきですか?

A. シュウ酸を含みますが、完全にやめる必要はありません。ミルクを入れることでシュウ酸の吸収を抑えられます。極端な大量摂取を避ければ問題ありません。

Q. 健診で腎臓に石があると言われましたが、痛くありません。

A. 腎臓の中にある間は無症状のことがほとんどです。ただし、いずれ尿管に落ちて激痛を起こす可能性があります。 大きさによっては予防的な治療を検討しますので、一度ご相談ください。

Q. 女性でもなりますか?

A. なります。男性より頻度は低いものの、女性では50〜60代に多くみられます。また、下部尿管の石は膀胱炎と間違われやすいため、注意が必要です。

Q. 子どもでもなりますか?

A. まれですが、あります。小児の尿路結石では、代謝異常や尿路の形態異常が背景にあることが多いため、精査が必要です。


17. 名古屋あおいクリニックでの診療について

名古屋市東区・高岳駅から徒歩4分の**名古屋あおいクリニック(皮膚科・美容皮膚科・内科・泌尿器科・児童精神科・精神科)**では、尿路結石の診断・治療に対応しています。

当院での対応内容

  • 検尿・超音波検査による診断(水腎症・結石の確認)
  • レントゲン検査
  • 血液検査(腎機能・尿酸値・カルシウム値の評価)
  • 鎮痛治療
  • 排石促進を目的とした薬物療法
  • 経過観察(石の位置・大きさの追跡)
  • 排出された結石の成分分析
  • 膀胱炎・腎盂腎炎との鑑別
  • 感染合併例の評価と、緊急処置が必要な場合の速やかなご紹介
  • ESWL・TUL等が必要な場合の連携医療機関へのご紹介
  • 再発予防の食事・生活指導
  • 内科との連携(糖尿病・高尿酸血症・脂質異常症など背景疾患の管理)
  • 繰り返す方への背景疾患の検索

こんな方はぜひご相談ください

  • 脇腹や背中に突然の激痛が出た
  • 血尿が出た
  • 以前に結石になり、また痛みが出てきた
  • 痛みは治まったが、石が出たかどうか分からない
  • 健診で腎臓に石があると言われた
  • 何度も結石を繰り返している
  • 再発予防の方法を正しく知りたい
  • 膀胱炎だと思っていたが、なかなか治らない
  • 尿酸値が高いと指摘されている
  • 夏場や運動時に体調を崩しやすい

「尿路結石の診療で最も残念なのは、痛みが治まった時点で通院が途切れてしまうことです。石が出たのか、まだ詰まっているのか——確認しないまま数か月が過ぎ、腎機能が落ちてから見つかることがあります。そして5年以内の再発率は約45%。痛みを一度経験された方なら、二度と繰り返したくないはずです。カルシウムを控えるという広く信じられた誤解を含め、正しい予防法をお伝えするのが私たちの役割だと考えています。痛みが治まった今こそ、次を防ぐ最良のタイミングです。」


名古屋あおいクリニックのご案内

名古屋あおいクリニック 皮膚科・美容皮膚科・内科・泌尿器科・児童精神科・精神科

〒461-0005 愛知県名古屋市東区東桜2-4-1 第三コジマビル6階

【TEL】052-737-7117

【診療時間】 10:30~13:30 14:30~19:00

【休診日】不定休

【アクセス】 高岳駅より徒歩4分 新栄町駅より徒歩5分

【ホームページ】https://www.nagoya-aoi-clinic.com/ 【Instagram】https://www.instagram.com/nagoya.aoi.clinic

オンライン予約はホームページより24時間受け付けております。 皆さまのご来院を心よりお待ちしております。

✧———✧———✧———✧———✧

名古屋あおいクリニック 皮膚科・美容皮膚科・内科・泌尿器科・児童精神科・精神科

〒461-0005 愛知県名古屋市東区東桜2-4-1 第三コジマビル6階

【TEL】052-737-7117

【診療時間】10:30~13:30 / 14:30~19:00 【休診日】不定休

【アクセス】高岳駅より徒歩4分・新栄町駅より徒歩5分

【ホームページ】https://www.nagoya-aoi-clinic.com/

オンライン予約はホームページより可能です。

✧———✧———✧———✧———✧

お知らせ一覧に戻る

お肌やお身体、そして心の健康について、
お気軽にご相談ください。

当院へのお問い合わせ・ご予約はお電話またはLINE、オンライン予約フォームをご利用ください。

PAGETOP